縁 -気持ちが伝わる結婚式-
挙式日:2022/3/12
お二人が初めて出会ったのは、生まれた病院でした。
このことをお二人が知ったのは新郎が新婦の両親に挨拶に行った日です。
新婦のお母様が新郎の名前を聞いた時に同じ病室にいたご夫婦と赤ちゃんのことを思い出し、話をしていくとなんと同一人物!
お二人は運命を感じ、両家の距離もグッと縮まりました。
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そんな運命的な出会いをしていたお二人は、仕事でもプライベートでもたくさんの人に支えられて今の自分たちがある。人との「縁」に感謝をしている。とお話をしてくださいました。
できるだけ自分たちがお世話になっている人たちに感謝を伝えたいと考え、200名のゲストを招待する予定だったお二人の結婚式はコロナウイルスの感染拡大により延期を余儀なくされました。
約1年の延期をした中でお二人は子宝に恵まれ、お子様の名前はお二人が大切にしている「縁」の文字と新郎から一文字を受け継ぎ「勝縁」と名付けました。
家族3人で迎える結婚式をお二人はとても楽しみに準備を進めます。
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挙式は両家の繋がりをしっかりと感じられる神前式を選択。初めは移動負担の少ない館内の神殿で厳かに行われる予定でした。
ですがホテルのインスタグラムに投稿されていた人力車で神社挙式に向かうセレモニー「花道出(かどで)」を見た新婦が惚れ込み、せっかくだからと神社挙式へ変更。
式に向かう前にお母様の手で花嫁支度を完成させてもらう「筥迫・懐剣の儀」を行い、大切なご家族とご親族に見守られながら人力車で華やかに神社へ出発しました。
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披露宴では新婦が大好きなお花の「桜」をメインに会場をコーディネート。
披露宴のフロアに到着した瞬間から桜を感じてほしいとエレベーターの前にも桜のウェルカムスペースを設置。
大きな鏡に描かれたお二人とお子様の可愛らしい手書きのイラストは新郎と同級生のホテルスタッフがお祝いの気持ちを込めたもの。
会場に到着したゲストからは驚きの声があがり、フォトスポットになっていました。
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席札には新郎が家族と経営しているりんご農園で作られたりんごジュースに、新婦が一人一人の名前を手書きしたタッグをつけ、席に着いた瞬間に笑顔になってもらえるようにと想いを込めました。
お二人がゲストを想うように、ゲストからもスピーチやメッセージビデオなどがお二人にたくさん届けられ、心のこもったメッセージを受け取った新婦の目には時折涙が輝きます。
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周りの人に感謝を伝えることも大切だけど、一番近くで自分のことを支えてくれている新婦を喜ばせたい。とこっそり相談をしてくれた新郎。
お二人でゲストのことを想って決めた披露宴の進行の中に新婦へのサプライズを組み込ました。
新婦への気持ちを込めた手紙で日頃の感謝を伝え、「これ以上ないほど愛しています」の意味を込めた101本の赤いバラの花束をプレゼント。
何も知らなかった新婦はとても驚き、感激してくれてサプライズは大成功!
新婦からも日頃の感謝とこれからもよろしくね。とお互いに気持ちを伝え合う素敵な時間でした。
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お互いに相手を思いやり、普段から気持ちを言葉で伝え合うお二人らしく 家族への愛情と、ゲストへ感謝の気持ち、ゲストからお二人への祝福で溢れる温かい披露宴となりました。
お二人、末長くお幸せに。
In 郡山ビューホテルアネックス HANAKATSUMI
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Planner - 二瓶