家族でつくる最幸の日
挙式日:2023/7/29
「日本人らしくて、かっこいい結婚式がしたい」「両家で楽しく美味しいご飯を食べたい」と希望していたお二人。
無口だけど自分の考えをしっかり持っている花婿さまと、好きなものがハッキリしている花嫁さまの結婚式準備はさくさくと進みます。
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挙式は神社が大好きな花婿さまの希望で郡山の総鎮守「安積國造神社」へ。
白無垢×おかつら×角隠しと昔から伝わる日本らしい結婚式の要素をふんだんに取り入れつつ、青色の紋付羽織と濃紺の掛下でお揃い感を楽しむお二人らしさも忘れません。
ご家族にもできるだけ着物を着てもらうようにお願いし、日本らしさを一緒につくりあげました。
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披露宴会場のコーディネートにもこだわりが。
お衣装に取り入れた「青と濃紺」をナフキンとクロスに落とし込み、お二人と会場がリンクするようにし、両家の苗字にちなんだ「猪のミニだるまと竹」も装花と一緒に飾り、お二人らしさをプラスしました。
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披露宴はお二人と親御様での鏡開きからスタート。
鏡開きの「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味します。
乾杯用の振舞い酒には塩漬けにした桜を入れた「花開く乾杯酒」でさらに縁起を担ぎます。
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お料理は基本的にシェフにお任せしていたお二人。
花婿さまのご実家があるいわき市の「磐城イセエビ」を使用したり、見立てや飾りにこだわったりと和食の料理長の遊び心が随所にちりばめられます。
ホテルセレクトのおすすめ日本酒も一緒に楽しみながら和やかに披露宴は進行していきます。
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お色直しでは花嫁さまが大好きなモデルさんがプロデュースした足袋ソックスを着用し、髪型やメイクも寄せて入場。
ガラリと雰囲気が変わった装いにゲストからは驚きの声が上がりました。
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お色直し入場後は、眉は鶴、髭は亀、あご鬚は松、びん髭は梅、顔の下には竹を模様化した「白河だるま」にゲストからメッセージをいただき、仕上げにおふたりで家内安全の願いを込めて両目を描き入れました。
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結びでは普段無口な花婿さまが涙をこらえながら一日を振り返り、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
退場の際には、ご家族からのサプライズが。
お母さまが内緒で準備していた折り鶴シャワーでお二人の幸せを願い、華やかにお見送りをしました。
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日本らしさと家族との時間を大切にしたおふたりらしい結婚式となりました。
末永くお幸せに!
In 郡山ビューホテルアネックス
6F 日本料理「舟津」
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お二人への質問
Q1:結婚式のテーマはありましたか。
A1:かっこいい和婚。演出は意味や価値が感じられるものにすることです。
Q2:挙式のこだわりポイントはありましたか。
A2:ずっと憧れていた白無垢に日本髪と角隠しの組み合わせを叶えることができました。
また新郎が神社が大好きなので、神社での挙式も重視ポイントでした。
Q3:未来の花婿・花嫁さんへアドバイスをお願いします。
A3: こだわりたいところは、時間がかかっても自分たちが納得できるまで準備をした方がいいと思います。他はプロに任せて、メリハリをつけるとノンストレスで準備が進められます。
当日はあっという間に時間が過ぎるので、楽しむことを最優先に!
Planner - 平田
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